大阪・靭公園であつあつパエリア♪スペインバル【バレンシア】

こんにちは(^^)/

今日は大阪の緑あふれる観光スポットとしても有名な「靭公園」の目の前にあるスペイン料理店「バレンシア」をご紹介します！

スペインバルバレンシアは大阪メトロ本町駅の２１番出口より徒歩１分のところにあり出口からお店までは近いですが、大阪の本町駅って２８個も出口があって改札から目的の出口に出れるまで５分以上歩く、なんてこともあるので要注意です！

スペインバルバレンシアでお料理をいただく前に靭公園も堪能してきたのであわせてレポしますね(^^♪

 靭公園ってどんな公園？

 そもそも靭公園のことご存じない方もいらっしゃると思うので。

まず、読み方は「うつぼ」公園と読みます。

最初「くぬぎ公園？」と読んでしまったバカな私。。笑

大阪市西区にあるなにわ筋を挟んで東西の２つに広がる長い公園。東園と西園に分かれています。

めっちゃ広いです。総面積約９．７haもあるそうです。

大阪の都心になんでこんなに大きい公園があるんでしょうか？実はここは第二次世界大戦後にアメリカの占領軍の飛行場として使われていたそうなんです。靱公園東園には長く続く並木道があるのですが、滑走路のなごりなんでしょうね。

戦後昭和２７年から昭和３０年度には大阪市の失業対策事業として靭公園が整地され、その後現在のように地元の人々が多く集う公園となったようです。

テニスコートもバラ園も！魅力たくさんの靭公園

靭公園西園は、ほぼテニスコートで埋め尽くされており、１６コートもあるＩＴＣ靭テニスセンターがあります。なんと大坂なおみ選手が子供の頃このＩＴＣ靭テニスセンターで練習していたそうです！毎週末たくさんの大人に混じって子供たちも練習しているので、未来のテニススター選手がＩＴＣ靭テニスセンターから現れるかもしれませんね♪

 靭公園東園には大きなバラ園と長いケヤキ並木があります。
東園は大半がテニスコートで占められている西園より広く、年配のグループが油絵や水彩画など草花の写生をされていたり、ペットのお散歩したり、ベンチに座ってデートしたり、子供が噴水で楽しそうに水遊びしていたり、キャンプ用のテントを持参して家族でまったりお昼寝されている方がいたり、みなさん思い思いの休日を過ごされています。

靭公園は５月・１０月頃にはたくさんの色とりどりのバラが咲くのでバラ園としても有名です。真夏の８月でもところどころ綺麗に咲いていました。

このバラたちは、靭フラワーボランティアの方々が靭公園を綺麗なバラでいっぱいにしようという想いを込めて栽培しているそうです。バラって育てるのが一番難しい花と言われていますが、こんなに広大な公園のバラを美しく維持できているのは、ボランティアの皆さんが丹精込めて手入れをされているからなんでしょうね！

暑さに負けず立派に咲いているバラをじっくり観察してみました。マダムカロリンテストゥというピンクのバラは一輪咲きの大きなバラで、1890年にフランスで品種改良されて作られたようです。バラによって香りがしっかり香るものとあまり匂いが感じられないバラがありますが、マダムカロリンテストゥは高級ブランドの香水のような気品高い香りが強くあり、とても良い匂いがしました♪

靭公園周辺のレストランはかつての海産物市場が由来している？！

 スペインバルバレンシアに伺う前にせっかくなので靭公園内をお散歩デートしていると、 「靭海産物市場跡」という石碑を見つけました。
 
豊臣時代、大阪の海産物市場は金融の街である北浜にあったが、江戸時代のはじめに生魚と干物等を扱う市場に分かれ、元和八年（１６２２）年には昆布や干物・鰹節、塩魚といった生魚以外の海産物を売買する市場はスペインバルバレンシアや靭公園のあるこの辺りに移ってきたそうです（ちなみに生魚の市場は本町に移ったそう）。
そして海産物の商人たちの荷揚げの利便性をよくするために１６２４年（寛永元年）、海部堀川（かいふほりかわ）と呼ばれる水路が作られ、阿波堀川とこの川をつなぐ屈折点に「永代浜」という人工の海産物の荷揚浜が出来たようです。この荷揚げ用の岸ができたことで海産物の取引が盛んになり、江戸時代を通して栄えたんですね。 

この辺りにレストランが多いのも、この靭本町一帯が海産物市場であったことがご縁となっているのかもしれませんね(^^♪

スペインバル　バレンシアの雰囲気 

靭公園をいろいろと散策してお腹がすいてきたので、靭公園の東園に面しているスペイン料理屋「バレンシア」に入ってみました。

お店の前にはオレンジ色の屋根の付いたテラスがあり、目の前の広い公園の緑を眺めながらお料理をいただくことができます。ここで真昼間から太陽の光を浴びてお酒を飲むと最高に気持ちよさそうですね♪

お店の中の雰囲気はスペインの大衆居酒屋という感じで、仲のいい仲間と気楽においしいお酒を片手にワイワイ楽しめるお店という印象です。大きな黒板に本日のおすすめメニューが書いてあり、食欲がそそられます。にぎやかな雰囲気です。
 店内はあまり綺麗ではないです。テーブルクロスが使い古されて汚れていたので、もう少し綺麗なものだといいのになぁと思いました。

ペットも同伴ＯＫ！

靭公園はとても広く、ペットの散歩で訪れる方も多いからか、ペット可のお店が多いんですが、スペインバルバレンシアでも一部の席ではペットも可です。

私がうかがった時にはペット同伴の方はいませんでした。 

スペインバルバレンシアおススメメニュー

今回オーダーしたのはパエリア・タパス・リモンチェッロでした。

お店に入って席に案内されてから、お店の方がこちらに全然気づいてくれずオーダーできるまで２０分ぐらい待った気がします。お料理が来るのも遅かったので、もう少し改善してほしいですね。

リモンチェッロは珍しかったので、メニューを一目見て「これ飲みたい！」と決めたんですが、お店の方に「（度数が）きついですよ」と言われてしまいました。

どうしても飲んでみたかったので大丈夫ですと言ったものの、アルコール度数が３０度もあり、やっぱりめちゃくちゃきつかったです笑。

 お酒の強い方にはいいかもしれませんが、お酒弱い私はレモンの風味がおいしいとかよりきつさしか感じませんでした。残念。

オレンジの飾りが可愛いパエリア！

お待ちかねのパエリア♪２人前です。

一般的なお店ではチキンだけのパエリア、魚介類のパエリア等具材が決まっていますが、スペインバルバレンシアのパエリアには鶏肉とムール貝、アサリとエビがたっぷり入っており、贅沢なパエリアです。
 
パエリアとはバレンシア語で「フライパン」という意味で、西暦９世紀以降から作られてきたようです。スペインではそれぞれの村で採れる具材を入れて作られ、農業が盛んな地域では野菜がたくさん入ったパエリア、畜産業が盛んな地域では肉を入れたパエリアなど、地域の特性によっていろんな種類のパエリアがあります。今回は２人前の小さなフライパンでしたが、私がスペイン旅行でバレンシア地方を訪れた際は２０人前の大きな大きなフライパンで作られたパエリアが提供され、とても驚いたことを覚えています。
 
スぺインバルバレンシアのパエリアは、本場のスペインのパエリアに負けず劣らず、しっかりとした魚介と肉のうまみがしみ込んでいる柔らかいパエリアでした。
焼き立てアツアツ、で美味しかったです。
フライパンの周りは焦げておこげになっており、パリパリのおこげの触感も味の変化を楽しめます。

スペインのバレンシアを意識してかフルーツのオレンジがパエリア皿の周りに飾り付けられていて、まるでスペインの太陽を表しているようで可愛いです♪インスタ映えしますね(^^♪

この他にもパエリアは何種類かあり、真っ黒なイカ墨のパエリアを頼んでいる方もいました。

パエリアは２０分ほど焼き時間がかかるので、一番最初に注文しておくとベストです☺ 

【まとめ】

靭公園はテニスもできるしバラ鑑賞しても楽しいし、いろいろな楽しみ方ができますね。靭公園でまったり過ごしてバレンシアでご飯を食べて、心もおなかも満たされた素敵な休日を過ごすことができました。

靭公園の近くには美味しいご飯屋さんがちょこちょこあるので今後もご紹介していきますね！

お店情報

スペインバルバレンシア
大阪府大阪市西区靱本町１丁目１５−１４
℡　050-5596-9966
営業時間
[全日]17:30~22:00(L.O20:30)
[火、木、土、日、祝日のみランチ営業]12:00~15:00 (L.O14:00)
定休日　水曜日　予約可